館内放送設備・デジタルサイネージへの「災害情報連携システム」導入について
このたび、高松空港では、お客様の安全と利便性を一層向上させるため新たなシステムを導入します。
空港内では、火災報知器の鳴動時、避難誘導時、および事態終息時など、各種災害の発生時には状況に応じてお客様への情報提供行っています。
この新システム導入により、館内放送の自動化とデジタルサイネージへの多言語表示を実現することで、お客様への災害情報提供の迅速性・確実性を向上します。
高松空港では引続き、お客様の安全性・利便性の向上に資する取組みに努めてまいります。
非火災時の情報提供イメージ
◆システム導入前後比較
導入前(これまで)
・インフォメーションセンターの職員が、肉声により定められたセリフを読み上げるのみ。
⇒ ・少なくとも1名の職員は、冷静沈着に放送に徹さなければならない。
・日本語を使用されないお客様には伝わらない。(現行のセリフは日本語のみ)
導入後
・職員のタッチディスプレイ操作により、予め定めたパターンに応じ自動放送が開始され、
館内のデジタルサイネージの映像が多言語での関連情報画面に切り替わる。
⇒ ・放送中も、職員は避難誘導・応急手当など放送以外の任務に着手できる。
・多言語での情報提供※により、日本語を使用されないお客様にも伝わりやすくなる。
※音声:2か国語 (日本語/英語)
映像:5か国語 (やさしい日本語/英語/韓国語/中国語(繁体/簡体))+ピクトグラム
◆音声データについて
本システムにて放送される音声データは、音声合成ソフトウェア「VOICEVOX」にて下記音源を用いて制作いたしました。
VOICEVOX:四国めたん
VOICEVOX:青山龍星 CV:みみっく=わんだぁぼっくす(ななはぴ)
◆技術協力
本システムは、以下の皆様からの多大なご協力により実現いたしました。
有限会社キムテック 様
三電計装株式会社 様
三菱電機システムサービス株式会社 様(五十音順)